北海道旅行 層雲峡〜然別湖編

2日目は旭川を早めに出発して、層雲峡に向かいました。
ロープウェイに乗って大雪山黒岳からの景色を楽しもうという企画なのですが、どんより曇っていて天気がイマイチよくありません。

ロープウェイで5合目まで上ると、空気がひんやり〜として寒いです。
トレーナー地のパーカーでちょうどいいくらいなのですが、乗り合わせた外国人バックパッカーはランニングに半パン姿でへっちゃらな様子。スゴイ。

ここからリフトで7合目まで登れるのですが、元(?)山男の旦那の提案により徒歩で登る事に〜〜〜!!
ココの所、ろくに運動していないので登れるか自信がないまま登山道へ・・・・
子供の頭位の大きさの石がゴロゴロ落ちている道は、苔がはえていて滑りやすく、歩きにくい〜。
首から下げたカメラを壊したら大変なので、必死で登りました。
周りの草花や、下界の景色を楽しんでいる余裕はありません!!キビシー!
でも、なんと!エゾシマリスに遭遇!!



すっごくかわいかった〜。
リフトで上っていたら見られなかったので、苦労して歩いてよかった!
あわよくばナキウサギも、なんて思いましたが、さすがに出没せず。
7合目に着いたら、曇っていたものの山々が見渡せました。
下りは子供たちにはちょっと危険かも、という事でリフトで下山しました。(ああよかった♪)

ロープウェイでふもとに降りて、ビジターセンターを見学。
ここでは層雲峡で見られる「柱状節理」のなりたちをCGで見ることができます。
迫力あるCGで、へええ〜!!と思わずうなってしまいました。
この後は銀河の滝と流星の滝を見て、然別湖に向かいました。

然別湖は、北海道で一番高いところに位置する自然湖だそうです。
湖畔には無料で入れる足湯があって、疲れた足を休めながらきれいな風景を楽しむことが出来ます。
湖面を覗くと、深くて水が澄み、冷たそうでした。
魚影がうごめく神秘的な湖、という感じです。



湖の向こう側の山は天望山といいますが、湖面に映ったさかさまの姿と合わせてクチビルの形に見えるので「くちびる山」というそうです。
湖面が波立っているので、くちびるの形に映りませんでした〜。残念!

宿でバイキング(美味しかった〜♪)とサウナに温泉を堪能して、そろそろ寝ようか、と何気なく窓の外を見ると・・・
ぽっかりと明るい月が山の上に出て、湖面が月明かりでちらちらと揺れていました。
あたりはしーんと静かで、空気が澄んでいて、まさに青い風景でした。
カメラにおさめたいと思いましたが、三脚が無かったのであきらめました。
この夜の風景はこの旅行で一番忘れられない風景でした。

明日は富良野編です〜。